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表情や声色で言葉の意味が変わる
と、いうことを知らなかった以前のムスメは、話しかけると怒る人でした。
顔が怒ってますから、何を言っても文句をつけてくるチンピラのようで、はっきり言って話しかけたくない部類の人でした。
けれど、子供が欲しくて欲しくてやっと授かったムスメでしたから、諦めず頑張ることにしたのです。
そして、私が話し方や接し方を勉強し(感情的抜きで、とにかくゆっくりめに話す)、対応を変えていくと、ムスメも少しづつ変わっていったのでした。
でもこれ、いつも出来るかっていうと、仕事じゃない限り無理です。
だって、話しかける度に『悪気はありません』と言いつつ、ケンカ売ってくるわけですから、反射的にイラッとしてしまうのです。
なので、心に余裕がないとできない。ということで、こんなに時間がかかってしまったとも言えるのです。
発達障害が判った時は小6で、ムスメがその時、皆の思うような思春期だったかどうかは分かりませんが、世間では思春期とされる時期でした。
家での傍若無人をどんなに相談しても、外では全く問題がないとか、外で頑張ってるから家で甘えさせてあげて下さいなんて言われていたムスメ。
メタ認知(自分を客観的に見るなどの認知機能)が低く、自分の言動を自覚させるのは想像以上に難しいものでした。
脳の偏りで本人は正しいと思い込んでいますから、そりゃそうです。
自我が芽生える思春期だというのに、ムスメは何から何まで親の私に手伝ってもらっていました。
ちょっとしたことで、すぐ不機嫌になり、八つ当たりし、偉そうにするのですから、なんとかしなければいけないと思っていました。
ムスメが気づき出した同じ頃、父親であるモトオはどんどん酷くなっていましたから、余計に彼と同じようにだけはさせまい、と必死だったと思います。
メラビアンの法則 7:38:55
会話の93%は非言語情報で出来ている 「メラビアンの法則」というのをご存知ですか。 私はパントマイムの人がテレビで話しているのを聞いて初めて知ったのです...
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